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防音マンションとは

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防音マンションでの暮らしでは、自分の発する生活音や楽器の音、外からの騒音などから解放されるというメリットがあり、特に小さなお子さんのいらっしゃるファミリー、音楽愛好家や楽器演奏者、最近では動画配信者(YouTuber、VTuber)からも注目度が高まっています。ここではそもそも“防音”マンションとはどのような物件を指すのかをお伝えします。

 

防音マンションの定義

 

まず、防音マンションには大きく分けて「24時間楽器演奏可能物件」と「楽器可物件」の2つがあります。「24時間演奏可能物件」は、楽器の音や人の話し声などの「空気音」と、ピアノのペダルの振動やパタパタと歩いたり飛んだり跳ねたりした場合に発生する「固体音」の双方を軽減するように設計されています。壁素材や床の構造を防音性の高い素材にしたり、部屋の中に防音ユニットを設置していたりと、楽器を演奏しない・大きな音を出さない人にとっては過剰なスペックとなるため、物件数は少ないのが現状です。24時間いつ音を出しても良いので、練習場所を確保したい音楽家や音大生にとっては非常に便利な物件です。隣近所に同じような音楽家や愛好家が多いという住環境も、こうした人々にとっては住み心地の良い要因の1つのようです。

 

「楽器可」「楽器相談可」物件の住み心地

 

これとは違い、比較的目にする機会は前者よりも多いのが、「楽器可」あるいは「楽器相談」というタイプの防音マンションやアパートです。こうした物件は、防音対策設備が備わった物件ではない場合があります。もともと鉄筋コンクリート造のマンション(RC造またはSRC造)は、木造建築や軽量鉄骨(プレハブ構造のワンルーム賃貸物件に多く使用されている素材)で作られたマンションと比べて、防音性が高いとされています。そのため、より入居率を上げたいという貸主側の事情で、「楽器可」あるいは「楽器相談可」と表記している物件も見かけます。こうしたマンションでは、使用に関してのルールがきちんと定められておらず、音に関するクレームが発生してしまい、楽器の使用ができなくなったり、大幅に使用を制限される場合もあります。入居後にトラブルが起こらないよう、ルールなどを事前に確認してから入居を決定したほうがよいでしょう。

 

防音マンションには入居待ちも?!

 

防音効果が高いマンションは、もともと需要に対する供給量が少ないこともあり、人気の防音マンションは駅から少し遠めといった多少の悪条件があっても高い入居率を維持していることが多いのが現状です。入居者がなかなか転居しないという傾向もあるため、特に遮音性能の高い物件や立地の良い物件にはなかなか空きがでません。音楽家や音大生など、自宅で本格的に音を出す必要のあるという人は、複数の不動産会社を訪ね歩いたり、防音マンションを専門とする不動産会社とコンタクトをとったりと、物件探しには苦労されている方が多いです。

 

 

積極的に現場で音の確認を

 

やっとたどり着いた夢の防音マンションでも、実際にどの程度の遮音性能かはわかりづらいもの。内見したときに隣の部屋が空室で大きな音を出して確かめることができればいいのですが、たいていは契約済で不動産会社の担当者でも入ることができません。完成時に測定した部屋ごとの遮音性能を確認させてもらい、自分の楽器を持ちこんで、演奏時の音圧を測定してもらえればベストです。楽器ごとの音域や標準的な音圧を知っている不動産会社であれば、音に対するある程度の知識を持っているとみてよいでしょう。